『小学校算数 クッキーパーティのミニチュアで学ぶ、楽しいかけ算、結合法則、分配法則』

子どもたちはミニチュアが大好き!

単純なミニチュアでも子どもたちの想像は止まらず、たくさんの物語が生まれます。

そんな子どもたちと一緒に、単純なミニチュアを作ってかけ算を学びます。

 

飛び出すカードの仕組みを利用してテーブルを作り、そこに9枚のお皿を貼り付けました。

お皿が9枚なのはかけ算九九に対応しているからですが、クッキーパーティにお招きするお客様は9人でなくてもよいのです。

写真は6人のお客様に5枚ずつのクッキーを用意したところ。

椅子はおまけなので数は関係ありません。

 

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同じ数のいちごクッキーにチョコクッキーを、子どもたちは楽しそうにお皿に置いていきます。

5個の繰り返しなので、全部で何個のクッキーが必要かはかけ算の「5×6=30」で計算できますね。

同じ数ずつクッキーを配る時にしか、かけ算が使えないことも確認しておくことが大切です。

 

さらに、イチゴとチョコのクッキーを別々にかけ算して全体の数を求める場合は「3×6+2×6=30」となります。

かける数(お皿の数)は6で同じなので「(3+2)×6=30」というように結合法則が使えることがわかります。

クッキーパーティの場面を見ると一目瞭然ですよね。

逆に分配法則の意味も考えられるでしょう。

そして結合法則は、6年生で学習する円の面積(円の中で円がくりぬかれてるような図形)の面積の計算でとても役に立ちます。

 

カード式で持ち運べるこのかけ算の教具は、これから先取り学習をする1年生に使っていきます♪

わり算の学習でも使います。

 

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