ナカムタメソッド

『1、2、3・・・10、と子どもに教えた時に起こる残念なこと』

1から10までの数を教えた時に、残念なことが起こる可能性は高いのですが、それが分かるのは2年生になってからのことが多いです。一体何が起こって、どうすればよいのでしょう?

『私もこんな風に教えてほしかった、小学生に割合を教える時のコツ』

小学校5年生で学ぶ「割合」、小学校6年生学ぶ「分数倍」「比」は、小学校算数の中でもつまづきやす単元で、ここから算数が嫌いになってしまう子どももいます。私の専門は認知科学、学習科学ですので、子どもたちの頭の中を考えながら「割合」を教えるコツを…

『インタラクティブな算数のオンライン授業を行っています』

政府の緊急事態宣言の翌日から、現在在籍している生徒さんたちはにはすべてオンライン授業を行っています。 今週は「糸電話制作+学年別の算数」でした。 算数の教室なのに、事前に銅線とか送られてくるのですから、生徒もびっくりですよね。 このところ、い…

『1人でできる算数と工作 長さのたし算とカラフルな木』

TIMSS という国際調査でも、日本の子どもたちは算数や理科を学ぶ意義を感じていない場合が多いことがわかっていて、中学生ごろから理数嫌いになる傾向があるようです。 確かに、時々仕事で行くオーストラリアの算数の教科書と見比べると、日本の教科書の内容…

『小学校算数 橋を工作して平行の意味を学ぼう』

小学校で学ぶ平行は、テスト問題を解く以外に学ぶ意義を見つけ出しにくいものと感じます。 TIMSSという国際調査でも、日本の子どもたちは「算数を学ぶ意義」を感じにくい状況にあることが分かっています。 平行の単元に限らずです。 一方で、現実世界では平…

『小学校算数 円すいの実験と美しい森の工作』

算数・数学塾の1、2年クラスと、3、4年クラスでは、円すいの実験をして、幻想的な円すいの森を作りました。 小学校では円すいは学びませんが、小学生のうちに、楽しい体験と共に中学以降の学びの土台を作っておけるといいですよね。 円すいは、展開図から作…

『インタビュー記事:生き生きと好きなことに打ち込む大学生~子育てと受験の先にあるもの~』

明日はいよいよ大学入試センター試験(結局今年はセンター試験のまま)です。 頑張ってきた受験生が、十分にそれぞれの力を発揮できることを願っています。 そしてこの時期は中学受験、高校受験などもあり、喜んだり、がっかりしたり、 ご家庭の中でも様々な…

『小学校算数 立体図形が飛び出す美しいカード作り』

12月のこの時期は、どのクラスでも「灯り」を作ります。 今年の5、6年生のクラスでは、立体が飛び出すカードの仕組みを考えて、カード式の灯りを作りました。 仕組みを考えることで自分で設計できるようになります。 1つの直方体が飛び出すだけならまだ簡単…

『小学校算数 現実世界では意味を持つ図形たち』

小学校で学ぶ図形の単元では、各部位の名称を覚えたり、面積、体積の出し方を学ぶことがゴールになりがちで、意外に「嫌い!」という子どもたちも多いです。 東京大学工学系ゼミを担当した時に、そこでは学生と科学の授業をデザインしていたのですが、工学系…

『小学校算数 クッキーパーティのお部屋で、かけ算もわり算もゆるく先取り!』

「うちの子は算数が得意かも?」と感じた時に、先取り教育について頭に浮かぶ お父さん、お母さんも多いと思います。 我が家は長男(今は理系の大学3年生)が4月生まれだということもあって、小学生の 頃は常に先取り教育についても考えていました。 とはい…

『小学校算数 楽しい物語の中で学ぶ時刻と時間』

「あのね、先生の船ははぼくたちのより10分遅く着くんだよ~!」 とお迎えのお母さんに報告してくれたのは1年生の男の子。 私の船の作りはちょっと雑で(急いでたもので...)、丁寧に作った子どもたちの 船の方が私よりも10分速く湖を渡ることができるという…

『小学校算数 クッキーパーティのミニチュアで学ぶ、楽しいかけ算、結合法則、分配法則』

子どもたちはミニチュアが大好き! 単純なミニチュアでも子どもたちの想像は止まらず、たくさんの物語が生まれます。 そんな子どもたちと一緒に、単純なミニチュアを作ってかけ算を学びます。 飛び出すカードの仕組みを利用してテーブルを作り、そこに9枚の…

『小学校算数 位取りの学習はカラフルなクリップで!』

小学校算数の、100以上の数の数え方と記録の方法(十進位取り記数法)について、楽しく学ぶ方法をご紹介します。